朝はむくんで、夜には全体的に下がってしまう。加齢とともにお顔の悩みはどんどん増えてきます。アンチエイジングのために青汁は飲んでいるけどちょっと追いつかない…。そんな時は血流を上げるマッサージです。
朝と夜で違う顔の悩み
血管には血液を効率的に流すため役割を果たす弁があります。弁は体のあちこちに存在しますが、実は顔には存在しません。
そのため、長時間横になり起きた時には、顔がむくんでいるのです。顔のむくみはその後日常生活を送る中で、血液が下に下がることで、ある程度解消されます。
今度は夜になると、血流が落ちた顔の筋肉が重力に負けて、下に落ちてしまい、気づけばほうれい線まで深くなっているのです。
放っておくとどうなるの?
これを放っておきたいなんて女性はそこまでいないかもしれません。かといってむやみに弄ってしまうのも逆効果を生んでしまいます。
むくみは放っておくと肌荒れや吹き出物の原因になりかねませんし、吹き出物からのシミ、なんて悪循環も。
たるみは放っておくと、顔のラインが落ち、毛穴を広げたり、シワを深くしたりと老けた印象を生んでしまいます。
大事なのは血流を上げること
顔の血流を上げると、リンパに老廃物が溜まるのを防ぐ事が出来、その上顔色も良くなり、新鮮な血液がいきわたるので、肌質も改善されたり、肌色もワントーン上げる事が出来ます。
意外と気にしていない頭の疲れ
リフトアップマッサージと言われると顔ばかりに集中してしまいがちですが、お肌は場所によって肌質こそ違いますが、全身1枚で繋がっています。お肌のてっぺんと言えば頭皮です。この頭皮が硬いと顔の筋肉も下がりやすくなってしまいます。
やって欲しいのはシャンプーに時間をかける事
髪の生え際から、脳天を目指して指の腹をゆっくりと滑らせます。力は入れなくてもいいですが、頭皮と頭蓋骨の間のリンパ液が動くようなイメージでじっくりと小刻みに指を滑らしましょう。
頭皮のコリを感じる部分は、少し入念に解していきましょう。気持ちがいいなと感じる程度の力で大丈夫です。決して爪を立てることはしないようにしましょう。
生え際にはツボが沢山ある
生え際には嬉しい効果のあるツボも沢山あります。グイグイ押す必要はありませんが意識して触るようにしましょう。
シャワーの温度
頭を流す時のシャワーの温度は高くなりがちです。美容室でも少し熱めのお湯で流されている方が多いと思います。実はこれは大きな間違いです。
熱めのシャワーはとても気持ちがいいですが、熱いシャワーよりも体温に近い温度のシャワーを心がけましょう。髪の毛の大切な油分を奪うだけでなく、毛根にダメージを与えてしまう場合があります。
理想の温度は大体38度前後です。はじめは寒い、冷たい、と感じるかもしれません。冷たいと感じる場合、きっとあなたは冷え性です。その場合少し温度を上げ、様子を見ましょう。慣れてきたら気持ちいいと思える温度まで下げても構いません。
シャンプー剤は頭皮に残りがちなのでしっかりと時間をかけて洗い流しましょう。
お風呂上がりには青汁を
しっかりとマッサージした後は、視界も明るくなりとても気持ちがいいと思います。
頭だけでいいの?とお思いかもしれませんが、頭をマッサージするだけでもリフトアップは叶います。
また顔が刺激により傷つくリスクも少ないので、ちょっと怖くて顔がいじれない、という方にもオススメです。
お風呂上がりは水分を欲していますので、青汁で水分補給を行いましょう。